泰式即食

アロ〜イ!

今朝の朝食は、先般頂戴して秘蔵しておいた INSTANT PRAWN GREEN CURRY
泰国製のこの即食品、英語名を直訳すれば「即食海老緑色カレー」てうことになるが、フリーズドライのキューブに指示通りのお湯を注ぐと、出来上がりはスープ状になる。
成分は、Coconut Cream:36%, Freeze Dry Prawn:18.6%, Suger:14.5%, Salt:6.6%, Chilli Paste:5.3%, Freeze Dry Shiitake Mashroom:1.3% と記されてゐるが、砂糖のおかげか殆ど緑色カレーらしき辛みは無い。椎茸が入ってゐたり、この成分表には無いハーブのやうな葉っぱのやうな野菜?が入ってゐたりするが、これがほどよくトーストした食パン(神戸屋のホワイトブレッド)をつけて食べると、絶妙な組み合はせでたいそう美味しいのだ。小さな海老もしっかり入ってゐるし、この手の即食品でしばしばありがちな失望感は無かった。
即食品と言へば、以前香港朋友が来日した際に超級市場で購入した即食カレーを食べてみたいてうので、何種類か購入して一緒に食べてみた。どの銘柄だったか、彼にとっていたくお気に入りの味のものが発見され、1ダースくらいまとめ買ひして行ったのだが、最後まで怒ってゐたことは、パッケージにビーフカレーだの何だのと大いにうたってゐる割に、入ってゐる肉が「ゴミのやうな大きさ」のものばかりでけしからんてうのだ。我々はこのやうな「ゴミ肉」状態の即食カレーに慣れすぎてしまってゐるので、さほど気にはならないが、彼ら異邦人にとってみれば、パッケージにかなり巨大に見へる肉の写真が印刷されてゐる様子を見れば、期待度も可成り高まるのだらう。昔は誇大広告などと揶揄されたパッケージ写真だが、今では「調理例」などと巧みな注意書きでクレームを交はさうとしてゐるものが殆どだ。即食品の中には付随の「かやく」には入っていないものが、恰も主役の如くのさばる画像を仕様せるものもあるし、とても「かやく」の袋に入ってゐるとは思はれない量の具材(海老だの肉だの)が堂々と写し出されてゐるものもある。そりゃーたとへ即食品とはいへ、別途野菜や肉や他の具材を用意して作るヒトも、うんと多めに見積もって3割くらいは居ることだらうが、大半の人は即食の理の当然、ハラペコハムニダの原理に則って、作ってそのまま食べてゐるのではないだらうかしらむ。まぁ、そんなこんなあんなはだうでもよいことだが、此の INSTANT PRAWN GREEN CURRY に関しては、満足級で御座ゐました。
(-_-)やはりパッケージ画像はちょっと作り込み過ぎだけど、許す。

きょうのごはんはタイ料理