好香好吃

見た目と味は大違ひ!!

そこはかとなく、音無く、切なく金木犀の香り。
秋雨の隙間、北天に僅かに覗く青空を頼りに、今朝はバイクで出掛ける。明け方まで降り続いてゐた小雨の残した小さな水たまりが路上の至る所にあって、前に行く車が跳ね上げる水飛沫がヘルメットのシールドを曇らせる。本降りの雨よりタチが悪いのだよ、これが。
(-_-)
いつもの海岸道路、いつもの潮の香りに加へ、不意に鼻腔に届く金木犀の香り。道路脇の民家の庭木として植ゑられてゐたのだらうね、振り向く間もなく通過するのだが、金木犀の木を瞬時に見分けられるワケでもなし。40分ほどの走行で、目的地の駐車場に到着。いつもバイクを駐車する木陰でも、数日前から金木犀*1の香り。今天やうやう、木の有る場所を特定できたが、葉隠れの花の姿は見へず。矢張り花散る頃を待たねばならぬ?
(- + -)
今天晩餉はカレー。よく煮込まれたルーを頂戴したのだが、作られたご夫妻は甘口派故、我輩流にアレンジを施す。ガラムマサラとニンニク(粗みじん)とココナッツミルクとプレーンヨーグルトと枇杷のチャツネをそれぞれ適量加へ、ほどよく煮込めば出来上がり。朝方仕込んでおいた御飯*2が夕方には炊き上がってゐたので、たっぷりめに掛けて食す。久しぶりに肉入りのカレーを胆嚢、ぢゃなくって堪能いたしました。
(~0~)好吃!

金木犀/笑 (CCCD)

*1:銀木犀もどこかに有るはずだが・・・

*2:玄米1+タイ米1+白米0.5+黒米0.5の割合で混合してあるのだが、黒米に由来する色素(恐らくアントシアニン)が御飯全体に付着し、見た目はかなり濃い紫色で何やら異様な物体に・・・それにこれまたちょっと独特な色のカレールーが掛かると、見てくれの衝撃は相当なモノで、ヒトによっては食欲が滅却してしまうやもしれませぬ