無洗米飲食

青きものと、熟したるもの

先日から所謂「無洗米」なるものを時々喰ってゐるのだが、これがなかなか難しい米だ。
洗ってあるワケだから、計量カップで量って水を加へるだけで宜しいはずだが、水は少し多め、淅しておく時間も多少長め。我輩が普段食してゐる米は、玄米6+タイ米2+餅米1の割合で混ぜたもので、炊く時には三合につき小匙1杯の塩を加へてゐるのだが、この無洗米には塩分は合はない様子。初回は水加減がよくわからず、ぱさぱさの炊き上がりになってしまったし、2回目は淅す時間が短かったのか固い炊き上がりになってしまった。冷めたら冷めたで、冷蔵しなくともかなり固いダマになってしまうので、翌日に残ったものは炒飯にほぐすのもなかなか苦労するので、お茶漬けか雑炊にしてみたりと・・・
そもそも、米を洗はないことに対する妙な罪悪感も有るが、都会人で米の研ぎ汁を与へる植物も土壌も持たない人々にとっては、下水環境への配慮も含めて便利で、所謂「環境にやさしい」発明なのだらうね。
今天は実験的にタイ米を3割混合して炊いてみたが、これがなかなかの失敗で、炊きたてのあつあつごはんの割に、旨みは感じられなかった。
(-_-)う〜む
今天は午後、この春まで、共に苦労して或る偉大なプロジェクトに取り組んで来た方の緊急入院されたるを知る。聞けばクモ膜下出血で、意識が無いとのこと。何とか立ち直り、残りの諸計画実行を継続していただきたいと、切に願ふ十六夜月夜哉。

家庭用精米器の存在は知ってゐたが、こんなものまで発売されてゐるのだね。