大往還

何が日本一なの?!

本日の走行距離、318km!*1
県の最南端から最北端へ、早朝6時前に出発し、行きは高速*2を快適に走行。お山に登って国見したり、土掘る人々の作業を観察したり、或る研究専家とさまざまなことや、その成りゆきと過程と方法の試案を思案してみたり、なんとなく一つの方向性が見へ始めたやうな気がすることこそ重要なのではないかとぞ思ふ*3。白山平頂部の、赤い巨大な人工土壇。想像を遙かに超へた築造方法と整形方法。費やされた労力の膨大さに現代人達はひれ伏し、ただただコトバを用ひずに思惟するのみ哉。
其ノ後、お猿の電車のガタゴト音聞き乍ら、お山中腹の密教寺院に詣で、マントラ声明加持祈祷見学*4。其ノ後は川沿ひに進み、天下に奇異なる桃太郎神社参詣。其ノ後はひたすら南下して、大都会を縦断し乍ら今一カ所の古刹密教大寺院へ。門前に展開したりける混沌とした商店街彷徨ひ、ラーメンすすってみたり、かき氷喰って「孫悟空の輪っか」的頭痛を楽しんでみたり、中古楽器眺めてみたりといろいろ。よりによって秋の涼しさとはかけ離れた、真夏並みの灼熱の好天を選んでしまったことを、喜ぶべきか悲しむべきか。
あとは野となれ山となれ、半島南下も中途でリタイアし、ひたすら湾外沿ひに帰路急ぐ。
我輩も偉大だが、錆びた中古乍らも健気にがむばって走ってくれたエストレアも又、偉大だ!
(-_-)ピゴナムニダヨ・・・

六道往還記

*1:新記録である。帰宅時間は午後10時半なので、16時間以上あちこちと彷徨ってゐた計算になる!

*2:3つの高速を乗り継ぎ、料金は1250円也

*3:デジタル領域の活用(試行錯誤の過程も含む)を当面の目標とすることとし、デジタルアーカイブスの充実に努めることから始まる

*4:堂内は冷房完備の環境で、まうまうと護摩が焚かれてゐた