超観

宇宙生物のやうだ

ここ数日、コガネムシに因る葡萄の食害がひどい。夜中に見に行くと、葡萄の葉に群がるコガネムシの数が尋常ではない。それが続くてうことは、潜在的には恐ろしい数のコガネムシが何処かに潜んでゐるのだ。不幸中の幸ひは、コガネムシの興味は葉っぱに有ることで、散漫に色付き始めた葡萄の房には殆ど興味無いやうだ。昨夜は蚊虫に刺され乍ら、大型懐中電灯で葡萄の木を照らしつつ大いに揺さぶり、次々に落下するコガネムシを踏みつけたり殺虫剤を吹き付けたりして戦ってみたのだが、今天日中よく見るとまだ何匹も葉っぱの隙間に潜んでゐた。このままでは葉っぱを全て喰はれ、葉脈だけになってしまいさうな勢ひなので、積極的な駆除は続くワケだ。
(-_-;)困ったことだね・・・
それにしてもコガネムシの姿形、メタリックグリーンに鈍く光るその風貌は、だうしても地球外生物を連想させる。昆虫の最大の武器は毒針でも吸血でもなく、「数」だらう。如果部屋の中で1匹の蟻を見かけたとすれば、即ち既に無限の蟻が行列を作って侵入して来てゐる可能性が有るのだ。その場合、1匹殺さうが100匹退治しやうが、殆ど意味は無い。シロアリなどは悲惨だし、コガネムシも然り。ハチの巣を突っつけば悲惨な結果を招くし、1匹退治しても意味は無い。蚊虫も然り。でも、地球にとっては虫も人間も同じなのかもしれないな。
(-_-;)困ったものだね・・・
久しぶりに中華民国のウェブサイトを覗いてみると、名称が「中華民國(台灣)」Republic of China (Taiwan) になってゐた。総統の意図? また中南海が五月蠅いだらうね・・・