水の惑星

水、欲し

夜明け前後、雨の音で目覚める。いかにも梅雨らしい、憂鬱さうな灰色雲が渦巻き、雨は徐々に強まる。致し方なく雨具を揃へ着込んで出発したのが午前5時半頃。案の定昨天の備へを上回る雨量と降り方で、急いで天幕周囲に防水幕を張り巡らせて、現場を見張り乍ら自動車内で仮眠せり。
(-_-)zzzzzzzzz~
不思議なもので、工作開始せる時間とともに雲間から青空が覗き始め、雨上がるなり。
(- + -)piyopiyopiyo...
多少腰を病む。
(-_-;)

タン・ドゥン:新マタイ受難曲-永遠の水

タン・ドゥン:新マタイ受難曲-永遠の水

夜、NHK-FMで譚盾(タン・ドゥン)の「ザ・マップ:チェロとビデオとオーケストラのための協奏曲」を聴く。少数民族の歌唱やさまざまな実験的音階、演出を取り入れた作品で、寧ろインスタレーションに近い曲かなと思ふ。さまざまなパッセージも驚きに満ちてゐて、テュッティも重厚で、一度で気に入ったしまった。今夜はNHKホールからの生中継で、指揮者は作曲者自身。その実力は既に証明済みだが、「臥虎蔵龍(グリーン・ディステニー)」のサントラでかなりポピュラーになったな。1957年上海生まれの中国人。未来世紀にも演奏され続けるであらう作曲家。常なる水の気配。