はじまり

会話の友

今天より夏になった。
即ち、我輩の陋屋でいよいよ蚊取り線香の使用が開始されたてうことだ。昨年の夏は5月15日に始まっており、今年より10日も早い。この相違が即ち、昨年の猛暑だの異常気象の一端を物語ってゐる・・・てう単純な話をするつもりは無いが、季節が朗々と巡ってゐる以上、この繰り返しは続くのだ。しかし実はこの蚊取り線香、その使用開始が必ずしも蚊虫の認知と同期してゐるワケではない。ちょうど一週間前の18日頃、偉大な庭園の茂みで蚊虫に喰はれてゐたのだが、「蚊取りはまんだ早いな…」などと判断し、点火に至らず。誠に感覚的で、微妙な問題なのだよこれが。今天は3カ所も喰はれてしまった・・・ 
ちなみに、昨年の5月20日には指先を切って赤チンなどを塗ってゐたのだが、今天午後の除草工作中になぜか矢張り指先を切ってしまい、赤チンのお世話になった。偉人の臥龍窟では、マーキュロクロム液は現役健在なのである。兎に角、毎年同じやうな時期には不思議と同じやうなことを続けてゐるものなのだなあ、てうことを考へる限り、一見不自然なる人間様の存在とて、自然循環の一翼を担って存在してゐるものなのだとぞ思う。
(-_-)ふむふむ
大江戸にて遭遇した人々からの多様な反応が電子郵件てう形で還元されはじめ、今天は7件受信。有り難きこと。このところ妙に謙虚な自分と、相変はらず尊大なる自分が絶妙なバランスで共存。これ以上どちらかが幅を利かせると、多重人格方面に乖離する可能性も潜伏してゐるので、取り敢へず第三格を仮想し、他二者の監視役を担はせておく。但し、偏執狂的な因子の発露はしぶしぶ認めますが、分裂症では御座ゐませんので悪しからず。
(-_-)何の話?
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