塩基配列

若芽新芽横目縦目

昨夜のショパンの謎を解明すべく、持てる楽譜全ての曲をCDかけておさらい。
問題になった曲を含む前奏曲集作品28(全24曲)から始め、練習曲集作品10(全12曲)、同作品25(全12曲)、三つの新練習曲、ノクターン3曲、マズルカ2曲、スケルツォ第1番・第2番、ピアノソナタ第1番・第2番「葬送」・第3番。オーケストラ版の楽譜は無いが、ピアノ協奏曲第1番も。演奏者は古くはアルテュール・ルビンシュタインからアシュケナージアルゲリッチバレンボイム、そしてブーニン中村紘子エヴァ・ポブウォッカと多岐に亘る。いずれも個性的で優劣付け難いが、今回の目的はジャッジメントに非ずむば、ひたすら楽譜をめくり乍ら聴き込む。(弾けるワケでは勿論無い)
この量は最早修行の領域だが、結局脳内ショパンの根源であるミトコンドリアレベルのリボゾーム的原因を特定することは出来なかったものの、1年365日のうちの1日をショパンに費やす価値は有る、
(-_-)とぞ思ふ。
一息つきに小雨の降り始めた庭に出ると、敷き詰めた浜砂利の方々からドクダミの芽吹き。紫色の葉脈も鮮やかに、瑞々しき春の色。その名に似合はず、爽やかな香り。
ショパン集 4 (井口基成 校訂版) (世界音楽全集 ピアノ篇)