春雨の如し

これは先月の分

春雨にしては、かなりの量。食べ物の話ではない。
ここからが食べ物の話。今天は貝類魚類の日。朝食はパン食を常とせし我輩にしては頗る珍しきことなれど、御飯食と決めたのにはワケが有る。それはアサリの存在だ。酒蒸しもさることながら、この春先には花粉病にもめげず、アサリ汁を食べたいではないか。同志諸君、だうかね?
小粒なれど身のいっぱい詰まったアサリは柔らかで香ばしく、潮の香りいっぱい。赤出しにコクを与へ、他の実を寄せ付けない旨み。ささやかな貝塚作りませう。
夜は夜でアジの干物。解凍モノではなく、長崎上がりの焼津加工てうことで、一応日本産。大根下ろしに添へたるは小女子にて、香り高し。更にはサザエの壺焼き2個添へれば、魚貝類晩餉全席の出来上がり。さすがの玄米御飯も白米の如し。
春雨、霧雨と化し、いつしか止みたりける。

ミュ-ジック・アット・ジ・エッジ

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