アホ×バカ÷２＝タワケ？！

伊勢湾のほぼ中央、愛知県常滑市沖に出現したのが、中部国際空港だ。まうじき、愛知万博こと愛・地球博に間に合はせて開港するらしい。その愛称が「セントレア」てうことだが、ヨクワカラヌカタカナコトバダ。中部：セントラル＋空港：エアポート＝セント・エアー＝セントレア？　素朴な疑問だが、何故日本語にしないの？？　何で中部国際空港ぢゃーダメなの？？？
:-)？
さておき、偉大な田舎である大名古屋から南に、伊勢湾に向かってにょきにょきくねっと伸びてゐるのが知多半島だが、南知多町はその南端に位置する。ここもご多分に漏れず隣接町との合併話が持ち上がってゐることは聞き及んでゐた。隣町は美浜町てうありふれた名前の町で、一昔前にスパルタ式教育で有名だった戸塚ヨットスクールの有る小さな町だ。この両者が合体する運びであるので、ごくふつーが必ずしも良いとは思はないが、今回の場合ごくふつーに考へれば「南知多市」だの「知多美浜市」だの、いくつかのごくふつーな名前が思ひ浮かぶ。ところがどっこい（どすこゐ）、今回偉大な田舎の議員様方が寄ってたかって身長に体重を掛けて慎重厳密検討に拳闘を重ね重ね健闘して見当をつけて献灯した結果に決定された名前が「南セントレア市」であるてう。
（−＿−）
アホも此処まで来ればたいしたもので、ヒャウシャウジャウモノ、国宝級、はたまた世界遺産級のタワケモノだ。そもそもセントレアは焼き物で有名な常滑市の沖に出現したのであって、伊勢湾・三河湾に臨んだ風光明媚な南知多町や美浜町とは無関係な存在だ。もっとも、得体の知れぬ南蛮人に因って本州島が占領又は植民地化され、知多半島自体がセントレア半島てう名に改名されてゐたならば、三歩譲って眉をひそめつつも容認やぶさかならず。されど、空港に無関係な自治体が時期良く開港する新空港に媚びへつらひ、ワケノワカラヌ愛称を取り込んで命名するとは、いと情けなしや。
(>_<)
さう云へば先年は南アルプス市てう奇怪な名前の市が出現したが、あちらは紛ひにも日本アルプスてう自然山塊を臨んでゐるだけマシ？　さう云へば四国中央市てう奇怪な先達も居たっけ。　斯くなる上は、南ハウステンボス市やら南ポートアイランド市、南サンプラザ市（なんで南ばっかし？）だのセカチュー市などなど勝手に付けるが宜しい。アホ・バカ分布の境界線が名古屋あたりに有るらしいが、今回の愚かな決定は正に「タワケ」と愚の骨頂なりけり。
(-_-)
余りにアホらしいので、今夜のBGMはこちら・・・
李博士(イ・パクサ)のポンチャックで身長が5cm伸びた!
李博士 VS 電気グルーヴの「ひらけ！ポンチャック」
李博士のポンチャック(1&2)
追加）知らぬ間にこんなん出ましたけど・・・http://marblog.net/minami-centrair/