南蛮式渡海

この南蛮を見よ!

ワケ有って朝から渡海せり。
但し補陀落渡海にあらず、住みたりける半島先端より、今ひとつの半島先端に渡海せり。渡海に要する時間は40分ほど。先日の台風の余波の余波の名残で、海上に巨大な木材や雑木がいまだに無数に漂流してゐた。海岸に漂着して堆積した流木は、そろそろ準備が開始される海苔養殖の海域を最優先に撤去作業が続いてゐるのだが、なんだか、全部片づかないうちにまたもや台風接近の気配濃厚。なんたることかや。
上陸後、友人宅を訪ぬ。秋の豊穣の、陸海問はずにさまざまなもの、いろいろいただく。おさかな旨し、豆旨し。南蛮辛し、南京甘し。南京には何度も行ったけれど、南京袋も南京豆も発見するに至らず。但し、南京虫との遭遇は上海であったが・・・(T_T) ついでの話、天津に天津飯無く、中国に中華飯無し。北京ダックは北京に有ったが・・・(-_-)
結局、夜遅くに帰宅せり。夜空は星に満ちておれども、明天の予報は雨とぞ。ホント?