愛と幻想の日々是精進

特大綿菓子2本立て!

極めて個人的な記念日。第45回!
さておき、車で遠出。それにしてもこの湿気と気温たるや、図面の紙が丸まり製図ペンのインクが滲むばかりならず、髪の毛がしゅるしゅると跳ね上がり背中にTシャツが張り付き、冷蔵庫にしまい忘れた食べかけの料理は黴び洗濯物は乾かず、余りいいことはない。車が渋滞にはまるとエアコンをオンにするのだが、古い軽自動車なので効きはよくない。吹き出し口からはドライアイスのやうな白い煙が出るし、フィンの部分に結露する。走り出せば窓も何もかも全開にするので、エアコンは切ってしまう。交通量の少ない道なら問題ないが、主要国道だとトラックの排気ガスなどでちょっと辛い。今日は田舎道でびゅんびゅん飛ばしてゐたら、銀色プチプチの遮光シート?(フロントガラスに内側から装着して直射日光を防ぐアレ、どういう名前?)の新しい方が窓から吹き飛んで行ってしまって、広〜い田んぼの真ん中の方に行ってしまったので、諦めたワケだ。これだって間接的だが、カミュよろしく「太陽のせい」てうことにしておこう。
とにかくまたまた列島を回り込む「台風のせい」で、太平洋の南遙かから無限に飛来する積雲が、どれもこれもラピュタのやうに見えたりして、運転してゐても気にしてばかりだった。たまたま電信棒と重なった積雲の刹那は、見事な巨大綿菓子を屹立させたやうであったし、時折「インデペンデンス・デイ」や「未知との遭遇」に出てきた宇宙船が、雲のまにまに見え隠れしてゐたやうな気もした。空耳は日常だし、幻覚・幻視も特別のことでも無い。でもこれらは決して「薬物のせい」ではなくて、「精霊のせい」なのかもしれないな。
街の方々で「十面埋伏」こと「LOVERS」のポスター見かけた。早く観たいな・・・(*^_^*)
街の本屋で「CHAI」なる雑誌を見つけて買う。北京映画紀行が特集。中華専家雑誌の購入は、昨年の「人民中国」以来のこと。
今天、偉人的聖誕祝いを、電子郵件、明信片、小包等で寄件戴きし諸人民、諸帰依者に、偉人自ら天壇圜丘に伏して感謝いたす次第にて候。m(_ _)m