或る、困り事

発光球体との遭遇!

STARTREKの宇宙船フィギュアを集めていたが、予想通り全種類集まる前に商品が姿を消してしまった。テレビシリーズは現在も続いているが、前作までの設定とは違って初代テレビシリーズである「宇宙大作戦」(何たる日本語訳!)に到るまでの話なので、かなり時系列を遡っているわけだ。そんな「エンタープライズ」にも今まで見たこともない宇宙人や宇宙船が登場するワケで、もしこれらも全てフィギュア化されるとすれば、それは大変な数になるワケで、もちろん呑気に構えてカバーできる数ではない。思ひ起こせば幾千里の幾山河、「大英博物館の至宝展」タイアップのエジプト文物フィギュアも、「黒潮コメッコ」海洋生物も、水木しげるの妖怪根付けも、チョコQのNASAシリーズも、サンダーバードフィギュアも、懐かしの昭和シリーズも、村上隆ポップアートシリーズも、「ムー」の宇宙怪奇ものも、不思議の国のアリスも、ペンギンも恐竜も、ゾウさんもキリンさんもウシさんもタヌキさんも、たまごっちもミッフィー(表情が怖〜い!)も、何もかもが中途半端なまま終わってしまい、誠に遺憾である。このやうな現状を打破する為には所謂「大人買い」を余儀なくされるわけであるが、我が国の経済状態も復興の途上であることとは関係ないが、そ余り経済的に恵まれていない身分の者は現状に甘んじることになるワケだ。
とにかく、いずれの食玩も最近では平気で300円前後の価格を掲示しているワケで、これは換算すれば先日の「スイカバー」3本分に相当する金額である。さすれば到底コビトが気軽に手を伸ばせる金額ではなく、購買層は自ずから大人に絞られているワケだ。別に「懐かしの昭和」シリーズを嬉しそうに手にする小学生が居てもいいが、かなりシュールな風景だな。この場合「ませたガキ」という形容も違うやうな気がするし、「不気味な小学生」とでも言うべきだらうか。STARTREKのフィギュアを買っている子どもと鉢合わせになったら、もっとイヤだな。(-_-)