余は如何にして ”kiri” 信者となりし乎


ポーションboxで6個入り、2個増量の8個入り、そして何故かドンキホーテでしか見かけない10個入りの三種類の箱が見られるが、パナリ荘内には旧デザインのものも含めて数十箱が意味無く保存されてゐる。
恐らく、半島域に於ける個人単位でのkiri消費量は、此の偉人(我輩のことデアル)が筆頭株の大肝煎りであると考へられる。
 
 

先日江戸経由でみちのく特産の桜桃を頂戴したわけだが、よもや其の空き箱が眼鏡の保管箱に最適の体裁を備えてゐることなど、生産農家は勿論、お釈迦様でも御存知無からう。
兎に角、底部にはご丁寧に、緩衝材として桃色のスポンジも敷かれており、眼鏡を収納する為には至れり尽くせりなのである。
 
 



さて、今天の本題は実は此のバナナのことだったのだ。
Doleブランドのスウィーティオてう優良種で、ラベルには「甘さぎっしり」「高地栽培」「原産国:フィリピン」などと書かれてある。*1
同時に、「Cafeレストラン・ガスト ドールスウィーティオバナナを使った期間限定スウィーツ無料券・割引券が100万人に当たる!」などと書いてあり、袋の中にはスピードくじになったフィルムが入ってゐた。
宝くじの上位当選人数などは多くて数十人だらうから当たりさうもないが、さすがにバナナを買った人の中から100万人もが当たるのだから、当然我輩も当たりに相違無いと思ひ、徐に一番熟していさうな1本を頬張りつつ切り開いてみれば果たして、「ハズレ」で御座った。
此の世に理不尽は数々有れど、100万人に当たると豪語されたバナナくじにさへ当たらぬとすれば、これはこれで古来稀なる珍事では無いか、とか、悔しいのでそのやうにこじつけておくことにする。
しかしだ、思ひ起こせば今年の正月の菩提式ハズレに匹敵する大ハズレであることは確かだな。二度あることは三度笠・・・
仏、佛、物・・・
菩提即是空 - DAYS of The Day After Day
とまれ、頗るけしからんことであるなどと、あらためて言ふまでもない。
 
 

怒りの日

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ペンデレツキ:怒りの日

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*1:キャッチコピー通り、頗る甘く美味しいバナナであった。