2009-09-12 其の気 身近な幸せには気付かないくせに 遠い幸せをしきりに羨む いや 気付きたくないだけなのかもしれないな 手を伸ばせば離れて行き 無関心なときには隣に居る・・・ さういふもの 離れていくものを求めて仕舞ふのもまた 本能なのだらう 去る者を追はずとは なかなかさう出来ないからこそある戒めなのだ 今天は久々の雨 乾き切った山の尾根にも慈雨が降り注ぎ 秋の緑を蘇らせる 更には 人々のココロを潤す 雨を待つ