篠島へ、宮西へ、そして未だ見ぬ何処かへ

本年は諸事情に因り大いに遅れたりけるが、やうやう恒例の篠島詣でを果たしたりける。
今天の高速船、家族連れ多し。しかし、篠島で下船する者は意外に少なく、日間賀島へ向かふ者多し。
矢張り篠島はPRがベタで下手で、日間賀島はしたたかだ。

 

 

   

 

 

 

 
   
   
帰宅後、其の足で直ちに宮西遺跡へ。
今天は大いなる炎天下、発掘実習の皆さん、表土除去や昨年度の調査区確定に腐心された模様。
たった1年のことなのだけど、埋土と未掘削部分の境界面は意外に判別が難しいものでしょ。
既に、遺物包含層である砂礫(砂利)層が露呈して剥片を中心とした遺物が出土しはじめた調査区もあれば、予想外の分厚いシルト層(無遺物層)除去に手間取る調査区も有る。様相は多様だ。
いずれにせよ全区とも大まかに今回掘削予定の遺物包含層へのメドがつき始めた様子。
ただ、明天午後から后天にかけての降雨が心配。
   

 

 

 

 

 

 
ちなみに現地説明会は8月8日(土)午後から。