不遜なる

摩天楼内部に潜むボーグ・スフィア

いったい何がだうなって仕舞ったのかはよくわからんが、愛知県内各地で爆発的な豪雨。
最近では「ゲリラ豪雨」などと下品な呼称で喧伝されてゐるやうだが、とにかく従来の「大雨」または「豪雨」などと言ふ表現では収まりきらないほどの降り方なので、コトバの方が準備されてゐないのだ。
兎に角、時間降雨量が100ミリだの146ミリだの、尋常ではない数字が出てゐる以上、今後は想定値を修正した上での対策を余儀なくされることだらう。
(-_-)
                   
報道を見てゐると「土砂災害警戒情報」てう聞き慣れない警報?が発令されてゐる。
また、我輩が強い不快感を表示してゐた表現方法である「過去数年間で最も災害が起こりやすくなってゐる」式表現は廃止されたらしく、どの局でもみられない。これはよいことだ。
しかし、今回の爆発的豪雨=爆雨?と大スケールな部分で関連してゐるのではないかと怪しまれる報道が、つい先日あった。
                 
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大規模「人工消雨」実施 五輪閉会式で中国
2008.8.25 12:11(産経ニュース)
                
25日付の中国紙、京華時報によると、中国政府は24日の北京五輪閉会式が雨に見舞われないようにするため、北京市周辺上空に航空機8機を飛ばし、ロケット241発を打ち上げて大規模な「人工消雨」作業を実施した。
北京市気象台当局者によると、24日は北京市上空の大気は不安定で雷雨となる可能性があった。このため北京市周辺の河北省張家口市上空などに航空機を飛ばし、珪藻土6.5トンなどを散布する一方、触媒を積んだロケット弾241発を発射、人工的に雨雲を消した。
北京市当局のほか天津など周辺地方政府、中国気象局、公安省などが作業に参加した。
                  
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科学的な根拠など、勿論無い。
北京で消された雨が、日本で降った? 
そんなに単純な問題ではないことなど、承知の上だが、本来神の専権事項であった領域にまで人間様がどんどん土足で踏み込んで行って、それこそカミをも恐れぬ態度で睥睨してゐる・・・ だうしてもそんなイメージが脳裏に浮かんでならない。
(-。-;)
                    
時を同じくして、上海では新たな摩天楼が竣工。其の名も「上海ヒルズ」?
これもまた、新たなるバベルの塔なのだらうか・・・