再拡張 & 胃拡張

トレンチ掘削は終了で御座ゐますが

穏やかな朝で、ほっとする。
我輩にとってはさほど寒くない朝の空気であるが、セニョール・ムーチョにとってはちょっと寒いやうだ。客人に朝から寒い思ひをさせてはいけないので、ストーブを焚く。灯油を新物に換へたので、妙な煙が出なくて宜しい。でもね、我が家の場合部屋が暖まることはなかなか望めないので、せいぜい発熱体に接近して当たってくださいまし。
美味しく濃密な独逸パン(全粒粉とライ麦の黒いの)も焼いて、マーガリンをしっかり溶かし塗ってむしゃむしゃと喰ふのだが、マーマレードをてんこ盛りに盛った上にプレーンヨーグルトを一匙分置き、むしゃむしゃむしゃと喰ふのだ。
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現場には大蔵餅や各種供物を携へたOGR君と、痩せの大食ひチャンピオン(極東地区)を狙ふISGR女史が幇助志願者代表として参加せらるる。誠に有り難きこと。
今天は突如、業者の配慮?で拡張希望部分の表土掘削が実施されることとなり、直ちに回送車に乗せられたコンマ4のユンボ来る。最新のマシンではないし、バケツも平爪ぢゃーないし、さてどれほどの時間がかかるものぞやと怪しみ乍らも開始。
南方に向かって地山コンタ値が上昇するのではないかてう期待に反し、地山部分はほぼ水平に推移していく。予想してゐた固結シルトの岩盤も見当たらず、シルトっぽいまま。崖面に見られるほど固結度が高くなく、もしこのやうな状態なら集石土坑の掘削も比較的容易であらう、などと思ふ故に我有り。
それでもね、槍先も土器片も散漫に出ますが、晩期っぽい石器やら小皿を上下に底合はせにした謎の遺構も発見されましたし、集石土坑や炉穴などは無いやうではありますが、如何なものでせうか。
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夜は夜で、今宵は先日健康優良女児を得られましたISKW氏も来邸され、奥方お手製の超級大量おでんなど差し入れ頂き、セニョールやOGR君らとともに四名様で賑やかにおでんを囲む。皆、現場工作でハラペコハムニダ状態であったこともあるが、怒濤の勢ひで胃の腑に収め果てまして、美味しくいただきまして御座ゐました。 チョンマル マシッソ チャルモッケスムニダヨ。<(_ _)>
          
しっかり食べたあとは、しっかり遺物洗浄してくださいね!