自宅謹慎

雲湧き雲流れ雲行く

新たなる試掘地点は昨天より数十メートル北側で、見た目の予想に反して地山レベルは下がっておりました。
良好な貝層はみられず、矢張り中・近世の大規模地業の産物である遺物包含層と、其の下に柔らかな黒色有機土が数十センチ、地山の上に堆積しており、そこから縄文土器が出土。期待した前期ではなく、後期中葉であったものの、新たな情報としてプロットされたワケだ。
(-_-)おつかれさまでした
         
今天は養生の為現場は主任様にお任せし、基本的には自宅待機(蟄居?謹慎??)にて、昨天までの不摂生で溜まってゐたあれこれを手際よく片付けはじめる。幸ひ試掘現場が近いので、縄文土器発見の一報などを電話で頂戴しては時折赴き、見学するの繰り返し。
そんな折りにも、発送直前の段階で停滞してゐたさまざまな郵便物の処理や役場に於ける各種手続きなどをこなし、おまけにコンポストの手入れまで。
夕方までにすり下ろし林檎段階を脱し、重湯段階へ。更には深夜に至りお粥段階までおなか回復したので、今回の山場は過ぎにけるかも。
でもね、此の寒空の下、アロエの花も咲けば四季咲きの薔薇も次々に咲いて、ふと見渡せば街道沿ひの菜の花畑も満開で、春の如し? このうち菜の花畑は観光協会の陰謀であるが、早く咲かせるにも程がある。まう少し季節感を大切にして欲しいものですね、大自然を売り物にする気なら。
(ー∧ー)
         

NHK音楽祭2007ハイライト◇11月に東京・NHKホールで行われた「NHK音楽祭」の模様を送る2回目。ファビオ・ルイージが指揮したドレスデン国立歌劇場管弦楽団ネルロ・サンティが指揮したNHK交響楽団の演奏ハイライトと、指揮者たちへのインタビューを伝える。演目は、NHK交響楽団ボロディンの歌劇「イーゴリ公」から「ダッタン人の踊り」ほか。ドレスデン国立歌劇場管弦楽団ウェーバーの歌劇「魔弾の射手」序曲ほか。スタジオにはジャーナリストの江川紹子さん、音楽評論家の諸石幸生氏を迎え、オペラやバレエを彩るドラマチックな音楽の魅力を紹介する。
            

             
いやはや、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団の「ワルキューレ」が実に圧巻でした。ワーグナーのオペラは阿蘭陀人やマイスタージンガーでさへ観るにはそれなりの覚悟が必要ですが、演奏会形式でなら観ても(聴いても)よいな、などとふと思ふのお年頃。もっとも部分的ですが、「トリスタンとイゾルデ」は過去に一度演奏会形式のものを観たことがありますが、その時は女性歌手があまり荘厳な声でなかったので感動には至らず。オペラ形式ではない分、返って緊張感があってよいことも多からうと思ふ。
それにしてもこの番組、指揮者へのインタビューやゲストの対談シーン背景にはなぜかもやもやとしたSF的な光芒揺動CGが用ゐられており、なかなか奇妙です。
(-_-)どーゆー意図?