渡海風情

タコ様、自由闊達!

今天は自行車伴っての渡海。
渡海にもいろいろあって、補陀落渡海、阿保陀羅渡海、蛸陀羅渡海、曼荼羅渡海、垂乳根渡海、益荒男渡海などなど。
こんなんはさておき、乗り慣れたローカルフェリーで半島先端から半島先端まで40分ほどの渡海だが、夏休みの名残の混雑の欠片が残り、大型バス1台のほか家族連れ十数組、長距離ツーリングと思はれるバイクの若者2名(別々)、タンデムの大型バイク1台、大学の同好会風ノリの男女6名の集団1組、それと我輩の自行車1台てううちわけで、コビトや犬までも居て賑やかしい。
(−_−)
      
港からは国道往還と日向を避け、狭い路地が複雑に入り組む漁師町を抜け、15分ほどで友人宅へ。庭に茂った多種多様なハーブや樹木も、さすがの暑さにげんなりとしてゐる様子で、睡蓮鉢や蹲ひの水辺には頻りに蜂が飛来してゐる。
我輩が沖縄方面で入手して贈ったシーサーTシャツ(阿字)がお気に入りのタコ君も非常に元気で、よく食べよく飲みよく歌ひよく喋り、そしてよく眠る。コビトは様々な意味で我輩の最も苦手とする生き物だが、彼らには彼らなりの人生が空間的広がりを持って形成されてゐるのだね。
ひとしきり朋友夫妻と、あーでもないこーでもないが、あれとこれはいかんのではないかだの、あのけしからんやからをこらしめてやらうだの、美味しい珈琲やハーゲンダッツの抹茶アイス(小樽)など頂戴しつつも数時間を楽しく過ごす。
此処での油断は大敵。嘗て何度も、出て行く船を見送って地団駄踏んで悔しがったことがあった為、最新のフェリーの時刻表は必携である。港までの十分な時間的余裕を、特殊二次元方程式と独自の微積分法にて算出し、お暇せり。
m(_ _)m 諸事お気遣ひ感謝!
                             
それにしても今天の暑さ、南洋の湿気を大量に含んだ南風(まぜ=はえ)が盛大に吹き込み、地平水辺線の彼方の果てまでも靄が立ちこめ、天気晴朗なれど茹だるやうなイヤな暑さ。日の高いうちに自行車駆って歩くなどは、最早狂気の沙汰と言はれても致し方あるまい。
それでも我輩は常に果敢で無謀であるので、自転車にて灯台方面まで小一時間も周回し、理の当然の如く大いに疲れ、汗だくとなり果てる。
(–_–;) ちょっとばてた・・・
 
何がどのやうに作用したのか、偉人の身を案じるメールが相互関連無き三名様から届き、是もひょっとして惑星直列現象の一端でせうか?
また、千葉の友人からは示唆に満ち、核心に迫る重大な考察論文届き、我輩の風水的直感と知識も偶には役立つことなどあるのだなあ、などと改めて。いずれにせよ、遺跡のレーゾンデーテルの根幹に迫る貴重な研究であることは間違ひ無い。
(ー∧ー)
                 
               


                      
                     

   
                   
                           
鳥取県公式サイトでの募集、三徳山三仏寺なので三名様なのでせうか? 応募してみやうかしらむ・・・