激務の諸事情

暑いですね・・・

連日の激しいエクセル活動に加へ、再び三たび歯医者への通院を打診中であることに加へ、近く年内に飛行機に搭乗する可能性が徐々に高まりつつあることが相互に作用した結果、昨夕は帰宅するやいなや洗濯機だけを仕掛けて眠ってしまった。
目覚めたのは午前3時頃だが、さほど食欲も無かったので適当に鳥のエサのやうなシリアルに牛の乳を掛けてじゅるりと啜り喰っておいたのだが、察するに胃の腑と腸内で5倍に膨らんだ体積に因って妙な時間に満腹感が発生し、朝まで眠られないテイタラクであった土佐。
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それにしてもエクセルなどは尋常真っ当な人間(偉人も含む)が日常使用すべき軟件ではないことは、偉大な我輩の消耗度の大きさが雄弁に物語ってゐるワケだが、工作現場にほど近い田んぼの真ん中に数年前一夜にして出現した歯科を訪れてみたのだが、アラマタコリャマタその心労たるや想像を絶するほどのものなのだ。
妙に清潔でツヤツヤした玄関の構造は喫茶店のそれに近く、下駄箱に汚れた運動靴を入れると其の脇に見慣れぬ装置が有って、説明書きに従って手を翳すと其の下部から殺菌滅菌抗菌スリッパが出現するカラクリだったのだ。驚く表情を悟られないやうに待ち合ひへ進み、初診を告げると予想通りのアンケート。昔と違って最近は医療費うんぬんが方々でしきりに取りざたされてゐる関係か、治療を自費で進めるのか全て保険適応範囲に収めるのか、はたまた「必要ならば自費で治療したい」だの「基本的には自費で治療し、内容に因っては保険も使ひたい」だの、選択肢が中間的灰色部分も含めて5項目も有って非常にややこしく、有り難ひやら面倒やら。
先の順番の、発狂したやうに床に倒れて泣き叫ぶコビトの処置に手間取って、20分以上待たされて治療室へ。簡単に説明後は「とりあへずデンタル」てうワケで、撮影室へ。今まで見た事の無い妙な器具を噛むやうにして撮影後、直ちに医者のデスクへ通された。さう、今時はレントゲンもフィルムではなくデジタルになってゐるので、今撮った画像がモニターに映し出されてゐる。勿論電脳情報化されてゐるので拡大なども可能であって、こいつぁーいったい何万画素かしらむだの、ふむふむこりゃー確かに頗る便利なものだなぁ、などと治療の要点はさておき、装備された機材装置に感心。
結局医者の想定する治療内容と我輩の希望する治療計画が時間軸の点(幅と長さ)で合致せず、此処での治療は諦める事になったのだが、いろいろざっくばらんにはっきり説明してくれる気持ちよい感じの医師であった。
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こと、歯の治療に関しては40年以上の経験を誇る我輩であるが、話が合って性格の良い医者が優れた技術を持ってゐるかだうかてうことは別の話しだし、優れた技術を持った医者が人格者である保証は何ら無いワケだ。
かうなるとまさに医は仁術也、患者と医者は人間性を前提とした軟件部分で十分相互理解を深めた上、充実した最新的硬件設備が整ってゐる・・・・ことに越したことは無いが、現実はなかなかだうして。
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基本すら学びたくありませんし、見たくも開きたくもありません・・・
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