petit 天空

大都会の喧噪は足下の出来事にて

気温の上昇に乗じて?、今天は25mの上空へ。
結局6往復を上下し、全身満面で花粉を浴び、人々を睥睨し、世間様を俯瞰し、高速道路をも鳥瞰する。一見頼りないやうな中空の鉄骨が油圧の力でしゅるしゅると伸びて、人間様の乗った小さな鉄の箱はあれよと天空へ。
暖かさと裏腹に、遠景は霞立つの彼方に沈み明瞭に見ゑず、しかし近景からそこそこな遠景の地方に蠢く人々の胎動は、手に取るやうであり、嗚呼あの車は何処へ行き何処へ向かひ、あの人は何処から来て何処へ行くのかなどと、あれこれといろいろと考へてゐるやうで実は見ていなく、しっかり見てゐるやうで実はなんやかんやと考へてもいない、春よ春。
しかし、短時間に斯くも激しく上下するのは初めてのこと。上空の酸素濃度や気温は、地上より低い?勿論西藏ほどでもあるまいぞあるまいぞ。
(−_−)。。。
      
     
スカイ・マスターズ〈上〉 (ハヤカワ文庫NV) スカイ・マスターズ〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)
        
            
昨夜あたりより、右耳の後ろ側から右側の項、右耳の奥だの右側の扁桃腺だの、右下大臼歯あたりが妙な具合に痛み、妙な具合。はじめは右半身に関する小規模な梗塞に起因する症状かとも考えたが、四肢末端には痺れ等の症状は無し。首筋だけの痛みなら単なる寝違ひか気のせいにでもしておけばよいが、耳の奥だの歯槽だのまでの立体的な広がりを考へると、耳下腺炎の可能性も有る。応急措置として、トラネキサム酸とカンゾウエキスを主要成分とした鎮痛消炎剤を服用しておく。
(−_−)"""""''''''``````何だらう?花粉病では無ささうだが・・・