常識何様ぞ?

降り注ぎたりける

それにしても、いったいいつの頃から体罰が悪となってしまったのだらう。辞書的には、「身体に直接に苦痛を与へる罰」などと説明されてゐるが、学校などの教育現場では、「如何なる場合でも」てう前提書きの存在するが如き様相だ。教師から、ちょっと頬に張り手を受けただけで親に告訴する子ども。詳しい状況や理由も聞かずに、学校に抗議する親。マスコミの前にぞろぞろ現れて、ぺこぺこ頭を下げる学校関係者。だれもがどこか、何か間違ってゐる。もっとも、変態教師や無気力教師が増殖してゐることも事実だから、そんな教師に叩かれたり殴られたりしたら、子どもの方もとても納得出来ないのだらうな。兎に角、教育の現場に「信頼」てう基本原理が消滅しやうとしてゐることは、確かなことだ。
(-_-)
今天はものごとの自然な流れに沿って、結局実に2ヶ月ぶりに巨大銭湯まで流れ流れて行ったのだが、予期せぬ来客があったり(なぜかパンツいただく)、いつもは問題なく登れる長い坂の途中で車が止まってしまったり、それなりに話題はいろいろ有るものだ。目的地には近かったが、歩き行くには遠すぎる。かと云って、JAF呼ぶほどのことでもなささうな気配だし、とにかく10分ほど停車してエンジン冷ませたら、何事も無かったかの如く再発進。御陰で、アポイントメントに15分ほど遅れてしまいました。
<(_ _)>御寛容下さいまし
それにしても巨大銭湯での人生色々模様。我輩が座ったカランの真後ろで、頭を洗ってゐたお兄ちゃん、こっちが何度もブクブク浴槽やシュワシュワ浴槽やビリビリ浴槽や香りの浴槽や蒸し風呂タコ部屋や温水滝修行などをせわしく巡礼したり、頭洗ったり体洗ったりしてゐた約30分間、見事にず〜〜〜〜〜っと頭を洗ひ続けておられました。ふとそのことに気付いてちらと見れば、カランの前には5本も6本もいろいろなプラスティックボトルが立っており、シャンプーだのリンスだのボディソープだのシェービングクリームだの洗顔スクラブだの、他に何が有るのかは知らんが、とにかく30分も洗髪を続けるとは、可成りの強者。でも、どーなっとるの?何ヶ月も風呂に入って無かったの?
(- + -)??
脱衣場では相変はらず、湯船から上がって少しも体を拭かずに全身から水分滴らせて悪びれずにやってくるおっさんや若者が何人か居るワケで、まぁ躾以前の問題だぁな・・・
(-_-)辟易
前線南下のせいか、夜になって幾分涼しく、いつしか虫の声。
ちちよ、ちちよ・・・

ジ・エンド・オブ・エイシア