蝉ばくだん
今朝の蝉は、この夏になって最も強烈な大合唱であった。超音波が共鳴し、上下遠近で四次元的に響き合ひ、閉めきった廊下縁側のガラス戸をも共鳴させ、蚊帳の中で平たく伸びてゐた我輩の鼓膜を直撃せり。それに因って我が偉大な脳細胞の幾百かは死滅したであらうし、強制的二度寝に因って予定してゐた起床時間は47分も超過してしまったのだ。由々しきことであるので、蝉集団の巣窟である柿の木に向けて、強烈な散水を行ったものの焼け石に水。一瞬不器用に飛び去る蝉どもは、５分もせぬうちに再来し、大合唱再開。
(-_-)タメ息・・・
８＆８のぞろ目てうことで、いいかげんな語呂合はせで異様な記念日の特異日であることを発見。「パパイヤの日」「パチンコ供養の日」「ヒゲの日」「笑ひの日」「親孝行の日」「発酵食品の日」「タコの日」「瓢箪の日」「白玉の日」「そろばんの日」「プチプチの日」「丸八の日」「瓦の日」「デブの日」世阿弥忌」「柳田国男忌」
(-_-)？
午後、白檀香を焚く。かぐわしき高貴な香りが鼻腔を擽り、忽ち額の汗も引く思ひせり。幸ひ今天は比較的風も有り、比較的湿度も低ければ、気分は大変宜しく、文書添削校正工作も捗る。
夕方前に日課としてゐる現場視察。日に日に新発見続く。帰路、バイクの行く手を遮る低速車も、無闇にけしかけてくる後続車も無く、黄昏時の風が心地よい。
