甲虫目の仲間たち… http://www.insects.jp/konbunkoukoga.htm

生態観察の結果得られた特徴などから、我が中華風英国式庭園の葡萄の木にやってきてゐるのは、コガネムシであることが決定されたのだが、だからだうした。兎に角、先週当たりから夜中になると十数匹のコガネ虫が葡萄の木に集まって、可成りの勢ひで葉っぱを喰ひ荒らしてゐるのだ。昨夜も、雲間に見へ隠れする十六夜月の下、懐中電灯片手に覗ひてみると、矢張りいっぱい居る。木を揺さぶるといともたやすく落下して数十秒死んだふりをしてゐるが、その間に処理しないと直ちに飛び去って元の木阿弥となってしまうのだ。
毎晩蚊虫に喰はれつつ、こんな退治が続くのではたまらないが、さりとてまだ青き葡萄の房の横で薬品を噴霧するのはイヤだ。カナブンではないのでムダとも思ったが、ペットボトルに甘い果汁シロップを入れたトラップも作って吊してみたり・・・
コガネムシもカナブンも、蝉の如く早朝からぶむぶむと五月蠅く鳴くワケでもないし、虻の如くちうちうとヒトの生き血を吸ふワケでもないが(幼虫は根の養分をちうちう吸ふが)、バイク走行中の衝突は自爆テロ並みに危険だし、その体液はエイリアンの如くあらゆるものを腐食させるし、葡萄の葉っぱばかりむしゃむしゃ喰らってもらっては困るのだ。昆虫との共存は、なかなか難しいものだ。
でも何故「コガネムシは金持ちだ」なワケ?
(- + -)
埃及大変、東京震撼

黄金虫 (直読直解アトム英文双書 (52)) 黄金虫 (創元推理文庫 (542‐1)) 黄金虫
(-_-;)大暑