半月の頃

足上げ敬礼!

夜明け頃、蝉の鳴き声で目覚む。ここに風流の欠片は無く、寝惚け風情の気分も害し、耳塞ぎつつ二度寝に入る。御陰様でゴミ出しそびれたりけるなり。これから当分の間、覚悟せねばなるまいぞなるまいぞ。
(-_-)ぷんぷん
フェンネルに宿った揚羽蝶の蛹3個、今朝方2匹が羽化を果たし、ほぼ広がった羽根を乾かしてゐた。かれこれブットレアには10匹以上のてふてふが群れてゐる。巨大なクロアゲハが一際美しい。
(- + -)蚊虫に喰はれつつも、しばし観察。
雨雲は何処へやら、強烈な日差し。天気極めて晴朗なれど、海上や地上低くには可成り濃ひ霧の漂ひ、しきりに霧笛を聞く。そんなテダの下、酔狂にも自行車駆ってふらふらと路上へ。走行中は肌に当たる風の涼しさ心地良さに紛らはされてゐるのだが、停車すれば忽ちにして全身汗だくとなり果て、最寄りの木陰に逃げ込む。サングラスは当然のことだが、帽子の準備を忘れてゐた。
(-_-;)大汗
故障した車の窓、基本的な駆動部品の交換は終了。しかし、窓枠のゴム部分の劣化も発覚し、明天改めて取り替へ。とまれ、諸内燃機関はメンテが命なれど・・・
(-_-;)・・・

黄昏に 半月懸けて 盂蘭盆


モルフォチョウの碧い輝き―光と色の不思議に迫る 神坂雪佳 蝶千種・海路―近代図案コレクション