懈怠および異国情緒のことなど

桔梗・帰郷・奇矯・気胸?

蓄積した疲労を多少なりとも粉砕せむと、蚊帳の中の繭玉にくるまってふにふにふにふにと眠る。本当はもっとふにゃふにゃふにゃふにゃとして、蚊帳の中でごろごろごろごろと寝返りを打ったりしたかったのだけれども、多少腰を病みたりけるが故叶はず、むにゃむにゃむにゃむにゃとごろつく。
ブランチの後、お手伝ひで来てゐる学生のバイクに試乗させてもらひ、岬まで一走り。いつものエストレアと違って新車のオフロードだからちょっと爪先立ち。クラッチも敏感でエンストしばし。今天の国道は単車多く、その数に比例して荒くれ者も多い。そげにぶむぶむぶむぶむと、信号待ちでアクセル吹かさんでもよいではないか。数取り団でもあるまいに。アルマーニアルマイト・・・
(-_-;)冷や汗
N郷アワー、李氏のピアノによるショパンの協奏曲。大柄な体躯だが若くしなやかな身のこなしで、それでゐて明瞭な音の輪郭。でもちょっと感傷に過ぎるところは確かに有るな。この曲については、稚拙なオーケストレーションだの長すぎる前奏だの、いろいろ言われる事が多い。しかし、憂ひと哀しみと心の青さ、そしてささやかでつかの間の安らぎと癒し。何かコトバでは語り尽くせぬ情緒と情感と感興に充ち満ちてゐる作品だ。ゾルタン・コダーイの「ハーリ・ヤーノシュ」も久しぶりに聴いた。ツィンバロンの響きが何とも楽しく、欧州に於ける異国情緒の醸成に貢献してゐる。
(- + -)
さうか、ゴッホは400枚近くも浮世絵を持ってゐたのか。
(-_-)フムフム

ハーリ・ヤーノシュ : コダーイ名曲集