おろしや工作

陰翳黄昏

水晶は左手で掴み、体内の気の循環を加速せしむる。
(-_-)?
長澤君の協力を得て、細片化した偉大な資料に番号を付し、個別にプラスチック袋に封入する。何時終はるとも知れぬ工作の連続に、時折音楽式ブレイクを挟みつつも、断続的に夜遅くまで。
途中、お客様をば迎へつつ、工作関係の秘話や顛末や経過や結果などを拝聴。おみやげで頂戴した自衛隊オリジナルDANGOである「炎の作戦」(CODE NAME MISSION OF FIRE)- 激辛団子を取るのは誰だ?! - ロシアンルーレット確率2/12てうお遊び団子、12個入りを長澤君と順に食べやうと同時に手にしてロシアンルーレット開始早々、我輩がいきなり唐辛子団子に大当たり。これは如何にしつることどもぞやと第2回目を選定すれば、これまた唐辛子団子は我輩にて、2個しか入ってゐない激辛団子を2回で当ててしまう次第。目に余る偉大性の遺憾無き発露にて、潜在能力の恒常的発揮、又は偶然性の導引能力の偉大な顕示でも何でも良いが、早い話がかなりの希有なる確率で当たり玉を引いてしまったてうこと。(-_-)ふむ、有り難ひやら何やらかんやら、それがだうした?
日没は更に遅まり、6時半でもまだ明るい。岬を目指して2台の自転車。とろけるやうな日没は、薄桃色の靄の彼方へ。僅かに額に汗。工作継続。陰翳礼讃。
(-_-)
陰翳礼讃 (中公文庫)