弛緩する惑星

今年初めて、蚊虫に喰はれた。それも一度に３箇所も・・・
いよいよ、虫との戦ひが開始されたのだ。啓蟄過ぎれば虫の胎動は必定にて、既に先日のシロアリ羽化（２箇所）に始まり、ミニムカデの侵入、各種羽虫の発生、蠅と蜂（アシナガバチ）の飛来などなど、百花繚乱に比例して昆虫の活動も本格化しつつあるのだ。蚊帳も吊らねばならないし、蠅帳も出さねばならない。これらは見た目は風流だが、我輩の陋屋に於いてはあくまでも実用に根拠するものなのだ。梅雨に向けて、これから日に日に巨大化する百足の対策と、就寝時の蚊虫対策は万全にせねばならない。蠅取りリボンや蠅取り棒は既に考古学的文物に変貌しつつ有るが、蚊取り線香（蚊取り豚も含む）やホウ酸団子は健在だ。
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日没を待たず、巨大銭湯へ。ぶくぶくぶくぶくとしきりに泡の発生する湯船につかり、ぼんやりと１時間以上、ふらふらになるまでふやけて大弛緩せり。頗る心地宜しい。
帰宅後は先日頂戴した泰国産珈琲ぶくぶく淹れて、ぎうにうで割って飲む。越南珈琲に類似した南方独特の風味であり、很好喝！　日暮れて夕餉に麦酒（実際は発泡酒）を添へれば、更なる大弛緩となり、今宵は深くゑひもせぬうちに夢枕に旅立つべし。
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これが今宵のBGM