毎日毎天

どこさ行くべ?

毎日毎日屋外作業。寒風吹いても、晴れても曇っても、時には小雨降っても外。冬なのに確実に日焼けが進む、それも顔だけ。レイバンのサングラスかけているので、耳から目にかけて太く白い帯状の部分が出来て目立つ。
毎日毎日屋外作業。仕事をしてゐるところのほぼ真上を、航空自衛隊の飛行機が飛んで行く。毎日2機並んで、何かを運んで飛んで行く。大きな爆音響かせて、毎日飛行機が飛んで行く。時折遠く近くを飛び行くヘリコプターは、高圧鉄塔の巡視か報道か?何処から来て、何処へ行くのだらうかしらむ。
毎日毎日屋外作業。見知らぬ人が訪ねて来る。何をしてゐるのか、お前は誰であるのか、いつからいつまでしてゐるのか、などなど、二言三言で去る者有れば、長々雄弁に語る者、訝しげに一瞥する者、親しげに話しかけて来る者、励ましの差し入れを届けてくるる者、人生いろいろ、来客いろいろ。
毎日毎日屋外作業。毎日毎日天を仰ぎ、毎日毎日雲を追ひ、毎日毎日風に靡く。天の色は千変万化、人の心も十人十色。天の顔は多様多彩、てだの光りも不易に非ず。
そんな毎日毎日屋外作業もいつしか終盤に。無限に続く地層の果てには、いったい何が眠ってゐるのだらう。
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