テダの翳り

壺撃つ???

日蝕を見ゆ。わずかに欠けて、いとをかし。
夜もふけて、島谷ひとみを見ゆ。はてなのリンクを待つまでもなく、自動的に「亜麻色の髪の乙女」が連想される。そうなると流れの先は意外な世界に及ぶものだ。その一つが、マックス・ブルッフ Max Bruchのバイオリン協奏曲第1番 Konzert Fur Violine Und Orchester Nr.1 g-moll op.26 であり、そんな流れの行き着く先がリヒャルト・シュトラウスRichard Strauss の「アルプス交響曲」Eine Alpensinfonie op.64 であり、世界の果てのその先の宇宙の地平線上には「アルプスの少女ハイジ」のテーマ曲が居る仕組みだ。わかる人にはわかるが、わからん人にはまったくわからんてう仕組み。古典音楽業界の人なら比較的有利かも・・・(-_-)
日蝕の太陽に気を取られてゐるうちに、冬もどきの気圧配置となり、つるべ落としの日暮れの後は肌寒ささへ覚ゆ。電線さへびうびうと、時折唸り声を上げて、「冬の準備の有りや無しや」としきりに我輩に問ふ。
朕曰く、「まんだまんだ」と。されど慌てて冬物衣料の箱を覗き、樟脳の臭ひに眉をひそめつつも、薄手のフリース1枚羽織る。
今日よりつひに「壺中天」モードに突入せり。壺眺め、壺撫で、壺愛で、壺並べ、壺語り、壺回す?