有機的?

この完璧なフォルム!

果物の中で一番好きなのが葡萄だ。
中でも巨峰やマスカットがお気に入りなのだけど、それらはいつしか高級くだものになりつつあるわけで、じゃー庭で作ってみるべーかと思って苗を植えたのが3年前。すでに去年から収穫はできるようになったものの、肝心な時期に見知らぬ虫にやられたらしく、房の数は多いものの実の付きが悪い。更にはせっかく結実したものも、ある日気が付くとコガネムシがちうちうと果汁を吸っておるやうで、そんな部分から腐ったり皮が硬化したりして食べられる状態ではなかった。
そうなると人間は収穫量を如何にして増やすか、ということを考えはじめるわけで、人工受粉をしてみたり実に紙袋をかけてみたりして、いろいろ工夫するわけだ。
更にはその手の店に出向くと、害虫退治のためのさまざまな農薬が売られていることに気付く。そこまでする気はないし、農薬使っていては自家栽培の意味も無いように思えるけど、近所の或る家庭では日曜菜園でじゃんじゃか農薬を撒き散らしており、隣の区画のオーナーと大いにもめ事まで起こしている。多分そういう人に限って、「有機野菜」だの「減農薬」だのというコピーの付いた野菜を買っているのだろうな。
ところで「有機野菜」って何?