島へ。 桟橋はいつになく大勢の乗客で、やや古めの高速船の座席もほぼ満員。平日てうに、何事ぞや? 海上は五里霧中。ほぼ無風であって、天気本来晴朗なれども、指呼の距離に鎮座するはずの風車が見へず、雨乞ひ山の山頂が見へず、勿論行く先の島影も見へず…
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