何故今日は海の日なの?

舊暦六月十五日の夏野菜たち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神島が實に神々しい
 

常世
 

刺々しい
 

こちらはパナリ荘ではなく、或るお金持ちのお庭の外苑に咲く鬼百合たち
 

陽光が透過して彩度が倍増してゐる
 

背後に群れ咲くのはハマボウでせうか?
 

蕾が触角のやうだ
 

長閑な海浜集落の風景。百年から二百年ごとに巨大津波によって滅失を繰り返した集落の果ての姿。
 

亜細亜ノスタルジアを感じるタイの石鹸。強烈なサンダルウッド系の香り。開封せずともこのまま部屋の片隅に置いておくと、芳香剤の代はりになるほど。
昔中國で同様の各種を買って人體實験したが、白檀系の石鹸は眞夏の肌に纏わり付くやうな不快さを丸ごと洗ひ流してくれるやうな爽やかさがあって大好きだった。壇香も六神も亦然り。中國の生み出した生活の知恵の一部だ。
 

こちらは透明でオシャレな立方體で、ハーブ石鹸とのこと。此の夏の間に使ってみやう。
 

夏の行水用としての一輪車の使用方法。荷臺の上面を出来るだけ水平にして仰山水を溜めるのだ。*1
因みに本日はお晝までに湯になったので、夕方と合はせて結局2回も行水して仕舞った。最高氣温は午後4時の時點の33度。
眞夏の昼下がり、屋外、全裸での水浴びがこれほど気持ち良いことを、大半の大人たちは忘れて仕舞ってゐるのだらうな。
 

本日追加で南瓜類を頂戴したので、一氣に夏野菜が充實した。
 

流石に蝉は食べんよ
 

茄子を焼いたまではよかったのだが、食べる段になって生姜が無かったことに氣付ゐたものの後の祭り。不覺であった。諦めて今夜は醤油だけで食す。
 

ごとびきさま、このところ毎晩お出ましになって庭で頻りに鳴くのですが、周囲に相手が見當りませんね。(身に纏った緑色のドットは浮き草です)
 

十五日ですが月齢は14.02
茄子の所為で幾分體熱が冷めた様子。これなら熱帯夜でもぐっすり眠ることが出来るだらう。
 
 
 

 
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【おまけ】
nostalgia @ Hong Kong

 

*1:勿論此の荷臺に乗り込んで水浴びをするワケではなく、脇に立って手桶で汲んで使ふのだ。