緑色大佛の謎と緑色聖人の謎

舊暦如月十三夜は St. Patrick's Day?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
桃巌寺 - Wikipedia
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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ホントにバカみたいな話ですな。
櫻の開花發表の報道。気象庁の職員が咲いてゐる花の数を数へる脇に仰山の見物客と報道陣。
「お待たせしました、櫻の開花です。」などとワケのわからん發表をする職員を取り囲んだ人たちが拍手をしたり「やったー」と言ってみたりと、これは一體何なのでせうか。
櫻の開花など誰かに發表されなくても櫻は咲ゐてゐるのだし、宣言を聞かずとも梅雨は明けるのだから、そんなことは自分の目で見て五感で判断すれば宜しいではないか。
とぞ常々思ふ ( ̄▽ ̄)
 
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"Downton Abbey"























ダウントン・アビー』 シーズン4が終わって仕舞ひました。
放送開始の時から興味津々でしたが、シーズン1ではまったく馴染みの無い「限嗣相續制度」のややこしき説明にウンザリし、視聴を半分ほど放棄しておりましたが、シーズン2からはアイルランド獨立戦争の経緯や人物相關關係もすっかり頭に入ったので、かなり熱心に見ておりました。
英國に於ける貴族社会の黄昏と悲哀、同時に、極めてドメスティックで煩瑣な人間関係の虚しさ、煩わしさ、そして素晴らしさなど、研究家の厳密な検証を経た上での微に入り細を穿つ再現性がとにかくすばらしい。
https://puul.jp/15197
後半に入り名女優マギー・スミスシャーリー・マクレーンの共演など見逃せない場面も多く、背景となる時代の変化とグランサム伯爵家の命運を、個々の配役のごく私的なエピソードをも絡めつつ描いていく手法には毎回驚かされるばかり。
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/downton4/chara/

https://puul.jp/13890

ちなみに舞臺として使はれたハイクレア城*1の施主はカナーヴォン伯爵であり、彼の子孫にあたるカナーヴォン卿*2と言へばツタンカーメン王墓發掘で有名なハワード・カーターのパトロンとして名を馳せた人物であります。
【ダウントン・アビー】が代名詞になった【ハイクレア城】に仮想潜入! - NAVER まとめ
聴けば本國ではシーズン5まで放送されてゐるやうなので、今後の展開に期待いたしませう。

*1:ロンドンとソールズベリーの間と言ふか、あのあたりにある。

*2:小學生の頃讀んだ本ではたしか「カーナボン卿」と表記されてゐたはずですが、いつのまにかカナーヴォンが正しいてうことになったのですね。