三度目の本屋通ひ

舊暦八月二十二日の摩天樓徘徊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
さて、今宵の「クラシック音樂館」は・・・

 
昨シーズンの「最も心に残ったN響コンサート」で、2年連続第1位に選ばれた名誉指揮者ヘルベルト・ブロムシュテット
88歳を迎えた今年、新たに「ベートーベン・シリーズ」が始まります。その第1弾をお見逃しなく。

1.交響曲 第1番 ハ長調 作品21 (ベートーベン)
2.交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」(ベートーベン)

管弦楽:NHK交響楽団
指 揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
(2015年9月16日 サントリーホール
 
交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」から 第2、第4楽章(ベートーベン)
   &
管弦楽:NHK交響楽団
指 揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
(1983年11月18日 NHKホール)

今回の發見:ブロムシュテットベートーヴェンが予想以上にキレが良くて素晴らしかったこと。因みにマエストロは現在88歳(ベジタリアン)!
特に第三番第三楽章以後の盛り上げ方は思はず聴き入って仕舞った。個人的に第二楽章のテンポは80年代の演奏のやうなゆったりとしたもの(大時代的?)がプロトタイプとしていつのまにかインプットされて仕舞ってゐるので、だうしても別の曲のやうに聞こえて仕舞ふのだが、指揮棒を持たず一寸分かり難い指揮スタイルの彼の全身から放たれる氣力に因って、オーケストラ全體がうねるやうに響きを湧き上がらせている様子はなかなかあることではない。樂器の配置は矢張りコントラバスを左奥に置く馴染みの無いもので、しかしその所為か普段は余り前面にまで聞こえてこない弦の軋みや速いパッセージがよくわかって面白かった。
それにしても80年代のN響は粗野でかなり酷い演奏だったのですね。勿論録音技術の所為も少しはあらうが、強弱を辨えぬ金管の演奏はよもや指揮者の指示ではなからうから、オーケストラのレベルの問題なのだらうね。
いずれにせよマエストロの果敢な挑戦に大いに期待したい。
 

 
 
ここまでわかった! 縄文人の植物利用 (歴博フォーラム)

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【おまけ】

有るだの無いだの忙しい柿だ