誰様の御陰様

舊暦水無月十九日の花と赤だし

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 

 
****************************
 

Mr.Jimmy Page @ HIROSHIMA
 
****************************
 

これは阿倍氏が國會答辯で使った圖だけど、中國と朝鮮半島、臺灣海峡邊りに敵を象徴する不氣味な黒い繪が描かれてゐる。例へ假想敵國がこれらの國であったとしても(今や多くの國民が知る処であるが)、對外的にも公の場でこのやうな露骨な表現を用ひることが、この先どのやうな禍を齎すのかわからないのだらうか。周邊諸國に對し、無料で様々な攻撃材料*1をホイホイ与へてゐるやうなもの。最早そんなこともわからんくなっとるのかしら。それに今更殊更に隣國の敵性を強調して大衆の目を内政の核心部分から反らさうとしても、正體バレた後の祭りで余り意味の無いことなのでは?
また、百歩譲ってもし何らかの計算に基づき意圖的に此の圖を使ったのだとしても、それはそれは余りにも短絡的かつ浅はかで戦術ともプロパガンダとも洗脳とも呼べない幼稚な方法であり、それこそ本人や政府の品格を疑はせるものである。まったく困ったことだ。(-_-;)
 

こちらはこちらで仰山の人が集まって手に手に看板を掲げ大變威勢が良いが、否定の意思表示なら「NO!」を上に書くべきであると思ふ。これでは一見すると恰も政権支持者の集會に見へて仕舞ふ。
とまれそれ以前に、左下隅の人が一人だけ上下逆さまに看板を掲げた結果、「ON!」になってまっとるのが氣になってしかたがありません。(-_-;)
 
****************************
 
【おまけ】

*1:必ずしも軍事的なものだけでは無く