Heath Row and Gatwick and Edinburgh

舊暦八月二十四日の瓦佛と信玄餅の關係

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 

女王陛下のピチカートファイブ

女王陛下のピチカートファイブ

 

 
AYE!=YES!
偉人はScotlandの獨立を支持するものであります。





 
しかし實際の問題は、スコットランド人の國民性てうか性質てうか、未完放置體質だらうね。
今回の場合、歴史的にイギリス連邦の一翼を担い續けた経験値の高さと経済的自立に對する目論見の見切り發車でも、十年近い産みの苦しみを経て名實共に獨立を勝ち取る可能性はかなり高いと思ふのだが、畢竟問題は未完をものともしない國民性が禍となって、他の周辺先進諸國との連繋が阻まれて仕舞ふのではないかと言ふ懸念だ。
とまれスコットランドは言語も民族もイングランドと違ひ、對立と融和、そして共和と吸収の過程を経て一見すると英國風傘下に屈し恩恵に浴し溺れてゐると見なされがちだが、さうではないのだ。
國家としてのアイデンティティーは未だ強力であり、英國に懐柔され飼ひ慣らされて仕舞った部分も復古出来る可能性は十分有る。だが、時間は必要だ。迅速さと即効性を求めるなら、獨立と同時に自ら進んでユーロ通貨圏に参加すればよいのだが、それはプライドが許すまい。
イングランドには焦らせておけばよい。兎に角此の際、時間をかけていろいろな問題を克服していく余裕を彼らに與へるべきだと思ふ。