奉公人の休日

舊暦六月十日は日曜のココロ

題名のない音楽会|テレビ朝日
日曜日は基本的に寝坊することにしてゐるが、現在潜伏中の招待所にはTV(電視機)が有るので、「題名のない音楽会」までには起きることにしてゐるのだ。
此の番組が續いてゐる以上、我輩は出光興産のGSでガソリンを入れることにしてゐるし、視ることの出来る環境にゐる限り、「日曜美術館」と共にぢっくり視ることにしてゐるのだ。
思へばヘンリク・グレツキの曲を聴いたのも此の番組だし、所謂難解なる現代音樂の演奏を視たのも此の番組だ。司会者的には黛敏郎武田鉄矢羽田健太郎から現在の佐渡裕まで、よくも廣くさまざまなテーマで番組が展開されてきたものだと思ふ。30分てう放送時間は多くのクラシック音樂にしてみれば短すぎるだらうが、そんな一抹の物足りなさが我が興味の余白を増幅させ、自ら望んで様々な樂譜を入手してみたり、LPやCDなどの音源を入手してみたり、はたまた文献學的な渉猟を促されたりしたものだ。このやうに考へてみると、多少なりとも偉人の人格形成に寄与した番組であるとも言へやう。
で、今朝の特集が山下洋輔トリオと来れば、殊更熱心に聴く(視る!?)のが当然と言ふものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

斯くして傳説の山下トリオ的ヨジレマイオスの遺傳子は、しつかりと若手演奏家に引き継がれて行くやうだった。(若手トリオの演奏は一寸物足りんかったけどな)

山下洋輔トリオの歴史:第1期(山下洋輔、中村誠一、森山威男) : 「結成40周年記念! 山下洋輔トリオ復活祭」特設ブログ
 

 

 

 

 

 

Simon & Garfunkel セントラル・パーク コンサート(1981年9月19日)
http://nylive.jp/sg/
http://www.simonandgarfunkel.com/us