揺籃と陽動の狭間

舊暦10月5日

 

 

 

 

 

 

 
 
 

Kundun: Music From The Original Soundtrack

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愛知の仏具職人が共同開発 ウルトラ木魚 登場
デフォルメ版の「ウルトラ木魚」一式を手にする都築数明さん=愛知県幸田町の都築仏壇店で
 ウルトラマンの頭を模した「ウルトラ木魚」一式(八万九千二百五十円)を、愛知県内の仏具職人が共同開発した。ウルトラマンシリーズを生んだ円谷プロダクション(東京都渋谷区)の創立五十周年を記念した商品企画の一環だが、先月末までインターネットで完全予約販売され話題に。フィギュア(人形)やTシャツが主流の中、唯一の仏具という変わり種だ。 (辻紗貴子)

 円谷プロが「クリエイティブジャム50」と題して芸術家らに作品を募集したのがきっかけだった。今年初めに同県幸田町大草の「都築仏壇店」の都築数明さん(42)が、県内の仏具職人たちに呼び掛け「オール愛知」のセットが完成した。

 精巧な顔と愛らしいデフォルメ版の木魚二種は、現在では珍しい国産木魚を手掛ける名古屋市の「河野仏具」、三分たっても光らないものの、カラータイマーの模様を施した木魚用の布団は同市の「兼松仏具」が担当した。木魚をたたく「ばい」は都築仏壇店の職人の力作で、ウルトラマンと一緒に怪獣と戦う、科学特捜隊の流星バッジの形だ。

 初代シリーズの三十五話「怪獣墓場」で、ウルトラマンが倒してきた怪獣たちを供養する場面に感銘を受けたという都築さんは「木魚に縁のない人にも手に取ってもらい、供養の心を育んでもらえたら」と話す。「人形供養の場面で使われたらうれしい」との期待もある。

 円谷プロによると、初代ウルトラマンの顔つきは、古代ギリシャ彫刻の影響を受けた仏像などにみられるアルカイックスマイル(古式で趣のある微笑)も参考にしているという。木魚とまったく無縁というわけでもなさそうだ。
 
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【おまけ】
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