おこしもんだもん


 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 
 

 
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韓国「もともと倭寇が奪った」と“反日”逆ギレ、日本仏像窃盗団摘発の行方は…
2013.2.9 12:00 (産経ニュースより)[海外事件簿]
 盗難被害に遭い、韓国で見つかった海神神社の「銅造如来立像
 
 新羅や高麗時代に作られた日本の重要文化財の仏像などを長崎県対馬市の寺社から盗んだ韓国人窃盗団が1月末に韓国当局に摘発された。ただ、一件落着とはいかなかった。韓国税関が「模造品」と思い込み、犯人が大手を振って韓国に持ち込んでいた“不手際”が発覚。「仏像はもともと倭寇が奪ったもので、返す必要はない」との声まで持ち上がった。図らずも韓国お家芸の「反日」騒動に巻き込まれた仏像の行く末はいかに…。(桜井紀雄)
数十億円の“国宝”が「模造品」?ベテランがまさかの失態
 盗難に遭ったのは、いずれも対馬市にある海神神社の国指定の重要文化財銅造如来立像」と、観音寺の長崎県指定の有形文化財観世音菩薩坐像」、多久頭魂神社の仏教経典「大蔵経」の3点。
 大蔵経については、窃盗団の一人が「犯行直後に山に捨てた」と供述しているが、仏像2体については1月22日に韓国南部、慶尚南道・馬山(マサン)の古い冷凍倉庫に隠されているのが見つかった。
 聯合ニュース中央日報など韓国メディアによると、発覚の経緯はこうだ。
 銅造如来立像などは昨年10月6日夜に境内からこつ然と消えた。日本の警察が昨年12月、盗難後に韓国に渡った可能性もあるとみて被害品の写真を付けて捜査協力を韓国に依頼。釜山税関に仏像の写真や通関記録が残っていたため、あっさり運び役の男(61)の足が着いた。
 男は仏像を旅行バッグに詰め、博多−釜山間のフェリーに乗り込み、堂々と通関したのだ。ところが金属製なため、エックス線検査で引っかかり、検査はその道30年のベテラン文化財鑑定員らに委ねられることになった。
 「日本の骨董(こっとう)品店で買った模造品だ」と男は言い張った。鑑定員らは30分かけて肉眼でチェックした結果、「人為的に作ったような青サビがあり、仏像を立てる台座や固定するピンが新しい」として男の言うまま、「制作から100年もたっていない偽物だ」と判断する失態を演じた。
 銅造如来立像は高さ38・2センチで、8世紀の統一新羅時代に作製されたと推定される。もう一方の観世音菩薩坐像は高さ50センチで、高麗時代の1330年に韓国中部、瑞山(ソサン)の浮石寺(プクソクサ)で作られたと仏像内部の発願文に記されている。
 韓国メディアは、いずれも韓国では「国宝」に指定されるほどの第一級品で、合わせて時価数百億ウォン(数十億円)に相当すると色めきだった。
「日本が根拠示せ」 理性に勝る「反日」世論
 韓国警察は、文化財保護法違反などの容疑で、同種の文化財窃盗で前科が13犯あったリーダー格の男(69)の身柄を拘束するとともに4人を書類送検し、逃走中の4人の行方を追っている。
 立件された男らの供述からは寺社側の管理の甘さも浮かび上がった。
 朝鮮日報によると、観世音菩薩坐像が安置された観音寺や大蔵経が収められた多久頭魂神社には居住者はおらず、無人の寺社が狙われた可能性が高い。
 観音寺は施錠されていたが、本堂近くに隠していた鍵が犯行に使われた。銅造如来立像があった海神神社を含め、3寺社ともに防犯センサーを設置していたが、いずれも故障していたともいう。
 いずれにせよ、仏像が無事見つかり、窃盗団が摘発されたことで事件は幕切れ−とはならなかった。
 通常、文化財不法輸出入禁止条約などに基づき、不法に国外に流出した文化財が見つかれば、速やかに返還される。
 しかし、韓国の専門家や仏教界から「日本に略奪された疑いが強く、日本に流出した経緯が明らかになるまで返すべきでない」との声が巻き起こったのだ。
 仏教美術史の専門家の一人は韓国メディアに「倭寇によって略奪されたことはほぼ確実だ。何度も日本で観世音菩薩坐像を調査し、論文で略奪された文化財だと提示してきた」と主張した。
 この仏像が制作された14世紀は、日本発祥の海賊集団の倭寇朝鮮半島や中国沿岸に活発に進出していた時代で、瑞山は倭寇の活動が盛んだった地域というのがこれら主張の論拠となっている。
 観世音菩薩坐像が作成されたとされる浮石寺の信徒会は「不当に強奪された」と日本への返還反対を表明。一方で、強奪の根拠を示さず「日本が正当に取得したことを証明しなければならない」と“逆ギレ”ともいえる強弁を持ち出している。
 文化財を管轄する韓国文化財庁は「目立った強奪の痕跡がなく、布教活動を通じて日本に渡ったとみられる」とし、「略奪の根拠がない限り、法令に従って日本に返さなければならない」との理性的な立場を示している。
 同庁が把握している海外にある韓国文化財約15万件に2体は含まれておらず、歴史をさかのぼって略奪を証明するのは事実上不可能だ。
 ただ、「反日」世論の前に理性や法令が覆されることは韓国で度々見られてきた。生みの親より育ての親ともいうが、2体の仏像が長年、安置された対馬の地に無事に戻ることはできるのだろうか。
 
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盗難仏像、日本への返還差し止め 韓国裁判所
2013.2.26 22:32
 昨年10月に長崎県対馬市の神社や寺から盗まれた仏像2体が韓国で回収された問題で、韓国中部の大田地裁が26日、うち一体について、韓国政府による日本への返還を当分差し止める内容の仮処分決定を出した。聯合ニュースが伝えた。
 日本政府は文化財不法輸出入禁止条約に基づき仏像の返還を求める方針で、韓国政府や裁判所は条約履行と仮処分決定の順守義務のどちらを優先するか検討を始めたもようだ。
 問題の仏像は長崎県指定の有形文化財対馬市の観音寺から盗まれた「観世音菩薩坐像」。韓国中部、瑞山にある浮石寺が、同像は14世紀に同寺で作られたと主張。長崎で盗まれた後韓国に密輸された像を発見、保管している韓国政府による移転禁止を求める仮処分申請を同地裁に行っていた。
 同地裁は、観音寺がこの像を正当に取得したことが訴訟で確定するまで、韓国政府は日本政府に引き渡してはならないと判断した。(共同)
 
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韓国僧侶ら対馬訪問へ 盗難仏像問題 関係者と面会計画
2013.3.13 08:44 
 盗難被害に遭い、韓国で見つかった観音寺の「観世音菩薩坐像
 
 昨年10月に長崎県対馬市の寺や神社から盗まれた仏像2体が韓国で回収された事件で、このうち長崎県指定の有形文化財観世音菩薩坐像」をもともと所有していたと主張する韓国の浮石寺は12日、同寺の僧侶らが14〜15日に対馬市を訪問し、同像所有者の観音寺の関係者らと面会すると明らかにした。浮石寺によると、訪問するのは僧侶2人と仏像返還に反対する市民団体の代表ら。観音寺関係者や対馬市文化財担当者らと面会し、問題の解決方法などについて話し合う計画という。
 これに対し、観音寺で一連の問題に対応している前住職の田中節孝さん(66)は取材に「総代や地域の方々と話し合い、韓国の僧侶らとは会わないことに決めた。仏像を返還する方が先だ」と厳しい口調で述べた。
 日本政府は韓国政府に対し仏像2体の返還を求めているが、観世音菩薩坐像については韓国の地裁が2月、観音寺が正当に取得したことが訴訟で確定するまで日本への返還を差し止める仮処分を決定。浮石寺の地元住民らは同像を返還しないよう求める署名活動などを行っている。(共同)
 
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「慰労伝えたかった」韓国僧侶が会見 仏像盗難された対馬市の観音寺住職は面会拒否
2013.3.14 19:02
 仏像が盗難に遭った観音寺を訪れた、韓国・浮石寺の円牛僧侶(中央右)ら=14日午後、長崎県対馬市
 
 長崎県対馬市の観音寺から県指定の有形文化財観世音菩薩坐像」が盗まれ、韓国で回収された問題で、仏像をもともと所有していたと主張する韓国の浮石寺の円牛僧侶らが14日、対馬市を訪れ、記者会見した。観音寺の住職は面会に応じなかった。円牛僧侶は「残念だ。浮石寺も過去3度、仏像盗難に遭っており、慰労の気持ちを伝えたかった」と述べた。
 観音寺の田中節竜住職(37)は取材に「仏像を盗まれ、失った悲しみや怒りは理解しているはずで、慰労の気持ちがあれば速やかに返還すべきだ。今は会うことはできない」と述べた。
 円牛僧侶は、浮石寺に約20年間まつられていた銅製の仏像を持参。会見で「盗まれた仏像の代わりではない。訪問の目的は観音寺の参拝だ」と繰り返した。
 
 
↑大統領から司法から坊主まで、完全に狂ってゐる!
 
 
仏像返還、重ねて要求=菅官房長官
時事通信 3月14日(木)20時35分配信
 菅義偉官房長官は14日の記者会見で、長崎県対馬の寺の仏像盗難をめぐり、韓国人僧侶が「かつて所有していた」などと主張していることについて、「僧侶の言う意味が分からない。わが国は国連教育科学文化機関(ユネスコ文化財不法輸出入禁止条約に基づいて韓国政府に返還を要請しており、そこは全く変わらない」と述べた。