憔悴と憐憫
チベット族の焼身自殺続く 共産党大会前に強まる抗議
2012.10.28 19:04
米政府系放送局ラジオ自由アジアは28日、中国チベット自治区ナクチュ地区で25日、2人のチベット族男性が「チベット独立」などと叫びながら焼身自殺を図り、うち20歳の男性が死亡したと伝えた。25歳の男性は中国当局者に連れて行かれ、安否不明。
同自治区や甘粛省など中国のチベット族居住区では最近、中国政府の少数民族政策に抗議する焼身自殺が連日のように発生。中国共産党大会を間近に控え、当局の抑圧に抗議する機運が高まっているようだ。
ナクチュでは2008年3月のラサ暴動後、たびたび抗議活動が起きており、当局は焼身自殺が起きた村に大規模な治安部隊を展開、住民監視を強化している。インドのチベット亡命政府によると、09年2月以降、中国で焼身自殺を図ったチベット族は今回を含めて62人となり、うち51人の死亡が確認された。(共同)
5人焼身、うち3人死亡 チベット族が抗議
2012.11.8 22:54
米政府系放送局ラジオ自由アジアは8日までに、中国青海省と四川省のチベット族が住む地域でチベット族の計5人が中国当局の統治に抗議して相次いで焼身自殺を図り、うち3人が死亡、2人が重傷を負ったと伝えた。
いずれもチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の帰還やチベットの自由を求めるスローガンを叫んだという。
青海省同仁県で4日に25歳の画家が、7日に23歳の女性がそれぞれ火を付けて死亡した。女性の自殺後、3千人以上のチベット族住民が集まり「ダライ・ラマ万歳、チベットに自由を」などと叫んだ。
四川省アバ・チベット族チャン族自治州アバ県では7日、15、16歳の僧侶3人が同時に焼身自殺を図り、1人が死亡、2人が負傷した。
軍や警察の部隊が出動して警戒を強めているという。(共同)
チベット支援で超党派議連、13日に結成
2012.11.9 18:29
民主党の牧野聖修、自民党の下村博文両衆院議員ら超党派の有志議員が9日、国会内で記者会見し、チベット族を支援する議員連盟を13日に結成すると発表した。有志議員の主催で13日に来日中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が国会内で講演する。
チベットNOW@ルンタ - ライブドアブログ
http://www.tibethouse.jp/dalai_lama/2012japan/index.html
2012-11-09 - わたしとRomaとTibet Issue