うつわもの


 
 

 
 
 

 
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世界ウイグル会議>日本の国会議員も出席 東京で開幕
 
 世界各国の亡命ウイグル人組織をまとめる「世界ウイグル会議」(本部ドイツ・ミュンヘン)の代表大会が14日、東京都千代田区憲政記念館で開幕し、中国政府が反発を強めるなか、日本の国会議員も出席した。

 04年設立の同会議は3年に1度、代表大会を開いており、アジア開催は初めて。ラビア・カーディル議長らトルコ、ドイツ、米、スウェーデン、オランダなど17カ国から約125人のウイグル人活動家が出席した。

 開会式には、たちあがれ日本平沼赳夫代表、トルコやイタリアの国会議員、支援者ら約120人も出席。約20のメディアが取材し、新華社など中国のメディアも訪れた。

 カーディル議長は「中国式の人権、中国式の民主化という理論は通らず、そのような理論の上になり立つ政治を、ウイグル人チベット人、モンゴル人だけではなく中国人すら受け入れられない時代になっている」とあいさつ。「米欧議会で決議がなされるなど、ウイグル問題は解決すべき国際問題と認識されている。民族問題を解決しない限り、中国が国際社会で地位を確立させることは不可能だ」と訴えると、会場は拍手に包まれた。

 大会は09年7月に中国新疆ウイグル自治区の区都ウルムチで発生した大規模暴動(当局発表で約200人死亡)の後、初めての開催となった。17日までの期間中、今後の活動方針を協議するほか、執行部の人事を決める。また、参加者のほぼ半数は大会後に日本で、訴えを幅広く届ける方策やネットを通じた妨害への対処法についても学ぶという。【石原聖】
                            (毎日新聞ニュースからの引用)