大慈大悲の黄昏


 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
約二日間、急速的に感冒に罹患し症状悪化。
神仏に祈願し心頭滅却すれども時間を追ひ肩や首筋猶重く、扁桃腫れて痛く、体熱決して高くあらねど気怠さ強く心神耗弱の様相。
当初新型流感を大いに疑ひ危ぶみ直ちに招待所近くの医院に赴きて簡易検査すれど反応は陰性にて、症状緩和のため抗生物質の処方を受ける。
今回の如き急激なる流感罹患発症は十数年ぶりのことなれど、不可思議なるは発熱の無さ。しかも計測値は平熱にしても低すぎるほどの値出て、計測し直すほど。低温動物的数値は是如何に?
結局、独自の判断でポビドンヨード系の塗布剤を購入し咽頭の腫れや痛みに対処しつつ、生薬系の栄養剤と有志より届けられた救援物資としての蜜柑などを摂取し養生に努め、二日目の深夜にほぼ収束せり。
今後の冬期における大事を鑑み、新型を含む3価的流感ワクチン摂取を受けておいた。
是即ち、新月毒の極みなれば、いと恙無きや。
ちなみに、初診料270点+検査294点+投薬68点合計632点の3割負担で1900円也。
3価的流感ワクチン代金は100%自己負担で2600円也。