熱波の澱む光と闇の渚を行けば

脳髄をも溶解せしむる此の日照りと熱気
日暮れても猶涼気を生ぜぬ上弦の宵に
独り渚を歩む
闇に紛れた額の汗が
月の光に照らされて
キラと輝く
そして夜の砂浜に落ちて
地球に染み込んで行く
 
 

 
 

 
 

今年はコビトヤモリが大発生
 
 

 
 

 
嗚呼 欣求涼気