正月七日の有理

蛇には蛇の道理有り

 
 

 
 

 
 
人には人の理屈有り

 
 
そしてこれが今夕の西方浄土
光の金字塔

 
 
 
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↓以下は、メリケンさまには出来て我が邦の指導者には決して出来ない外交術。
 政権変はれども、此の件に関しての対応は同じ。
 情けない・・・
 
 

 
 
オバマ米大統領ダライラマと会談 配慮も米中関係悪化は不可避
2010.2.19 01:31

 【ワシントン=佐々木類】オバマ米大統領は18日、ホワイトハウスチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と会談した。大統領はダライ・ラマとの初会談を大統領執務室ではなく、私的面会などに使う住居棟の「地図の間」で行い、会談中止を迫る中国に一定の配慮を示しつつ、チベット自治をめぐる中国当局との対話や人権状況などを協議するとみられる。

 ダライ・ラマは17日午後、ワシントン入りし、支持者らの歓迎を受けた。

 米政府は、中国の反発を押し切る形で実現する今回の会談について、「過去に何度もやってきた」(クリントン国務長官)、「中国とは十分に成熟した関係を築いている」(ギブズ大統領報道官)とし、中国との対立は深刻なものにはならないと楽観視している。

 だが、台湾への武器売却決定や、インターネット検索大手グーグルに対するサイバー攻撃問題で中国との関係がぎくしゃくする中、中国はダライ・ラマとの会談を実施すれば報復措置を取ると警告しており、米中関係のあつれきが増すのは避けられそうもない。

 オバマ大統領は昨年10月に訪米したダライ・ラマとの会談を延期し、米国内の保守派などから批判を浴びた。同11月の初訪中を前に中国を刺激したくないとの思惑があったとみられるが、会談の決行で大統領は、チベットの人権問題などで中国に対する弱腰姿勢はとらないとの決意を内外に示す狙いがあるようだ。






中国に報復措置へのジレンマ 米大統領ダライ・ラマ会談
2010.2.19 20:03

 【北京=矢板明夫】中国は、オバマ米大統領チベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ14世と会談したことに、改めて強く反発している。本音では本格的な対立は避けたい意向の指導部は、国内の反米世論と、今後の米側の出方を見極めつつ、報復措置を打ち出すものとみられる。

 中国外務省の崔天凱次官は19日、米国のハンツマン駐中国大使を呼び、会談に強く抗議した。これに先立ち、外務省の馬朝旭報道局長は「強い不満と断固たる抗議」の声明を、同省のホームページ上で発表した。ただ、報復措置については言及しなかった。

 1991年から2007年まで、米国の大統領はダライ・ラマと計9回会見したが、中国側はいずれも口頭での抗議に止まり、報復措置を発動したことはなかった。今回の会談を前に、中国側が10回以上にわたって「中止を求める」と繰り返し表明し、報復措置も示唆したことは、異例だ。

 背景には近年、国内の好景気を背にナショナリズムが高揚し、世論が対米強硬一色となっていることがある。一方、08年3月のチベット騒乱や09年7月のウイグル暴動など、国内の社会矛盾は深刻化してもいる。ダライ・ラマの外交活動は国内の少数民族を刺激しかねず、中国当局は会談が、「安定維持」に及ぼす影響を懸念しているという事情もある。

 1月末、米国による台湾への武器売却が決まった際、中国は軍事交流中止や米関連企業への制裁など、一連の報復措置を発表している。ただ、これ以上追加的な報復措置をとれば、米中関係の修復はますます難しくなる。このため中国側は、判断に慎重になっているようだ。

 北京の米中関係研究筋によると、実質的に中断している米中人権対話の中止など、形式的なものに止まる可能性もある。踏み込んだ措置としては、貿易、為替など経済分野での対話を一部中止し、イランや北朝鮮の核問題で米国に協力しないことも考えられる。

 インターネット上では、米国債の大量売却や、年内に予定されている胡錦濤国家主席の訪米の延期などを求める声が多い。しかし、これらの措置は中国のイメージや国益へのダメージを伴い、実施した場合のリスクも大きいという。

 会談の1週間前の11日、中国当局米原子力空母ニミッツの香港寄港を許可した。水面下ではすでに関係修復に向け動き始めたとの見方もある。



中国共産党幹部は引退を」 ダライ・ラマが批判
2010.2.20 12:23

 訪米中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は19日、ワシントン市内で「中国共産党の幹部らは潔く引退すべきだ。民衆の支持も、堅固なイデオロギーもないからだ」と述べ、中国に民主主義国家への変革を促した。

 米議会図書館で開かれた全米民主主義基金(NED)の式典で、民主主義の発展に寄与したとして勲章を受章した後にあいさつした。

 中国共産党について、国民の幸福よりも権威主義と資本主義を追求しているとして「堕落している」と皮肉交じりに批判。「中国共産党には共産思想がない。とても素晴らしいことだ」と畳み掛け、会場の爆笑を誘った。さらに中国の軍隊や国名を「『人民解放軍』とか『人民共和国』とか、名前は美しい」とやゆしながら「実際には『人民』ではなく『役人』のものだ」と話した。(共同)



チベット族が座り込み抗議 中国四川省
2010.2.20 22:08

 米政府系放送局のラジオ自由アジアは20日までに、中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州で14日、数百人のチベット族が当局に対する座り込み抗議活動を行い、3人が警察に拘束されたと伝えた。抗議では2008年3月のラサ暴動後に拘束され、行方不明になっている住民について当局に説明を求めていたという。

 抗議が起きたのは、チベット族春節旧正月)を祝う「ロサル」の最中で、僧侶や子ども、老人も参加。武装警察が14日夜までに座り込み住民を立ち退かせた。現場に通じる道路は封鎖されているという。(共同)