晴天と情緒の関係


 
今天、大気中から湿度が失せ、天の青がどんどん深くなり、白い雲が遠近自由に浮遊する。
見渡せば夏草の勢ひも既に最頂を過ぎ、偉人に踏まれても復元するの力は実に弱々しいではないか。
秋だからと言って何がだうなるわけでもないが、何とは無しに情緒のさざめきたるを知る。
さて、これから開始される未知との遭遇は、いったいどのやうな新知見を我々にもたらしてくれるのだらうか。
期待に胸膨らませ乍らも、先づは季節の果物を喰わうではないか。
 

ちなみに無花果知多半島から、ルビーグレープフルーツは南アフリカからおいでました。