国営ロシア通信、コスイレフ評論員の論評(17日配信)

 死傷者の半数以上は中国政府の関与しない放火事件で出た。騒乱が発生した場合、まず最も厳格な手段で人々の生命と財産を守り、無秩序に歯止めをかけるのがあらゆる政府の義務だ。注目に値するのは、世界的な規模で攻撃的な、少なくとも政治的に活発な仏教が現れていることだ。チベット情勢との関連は不明だが、昨年のミャンマー反政府デモでも僧侶が中心的役割を果たした。中国の新疆ウイグル自治区上海協力機構で包囲したが、残る同国の“弱点”はチベットだ。
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