独紙フランクフルター・アルゲマイネ(20日付)

 中国政府は18日、チベットが秩序下にあると発表したが、19日に強硬措置を取るなど言動が一致していない。ダライ・ラマ14世も「オオカミの皮をかぶった僧」と侮辱されている。諸外国もおのずと(中国の)同盟国に成り下がっている。(各国指導者は)“深い懸念”を表明するか、またはブッシュ米大統領のように沈黙するだけだ。彼らは本当にチベット民族の失望に懸念を示しているのか。もしくは中国の立場を受け入れているのか。(ベルリン 黒沢潤)
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