2006-01-16 虚述 猿王スグリーヴァは、ラーマへの恩返しに自分の部下の猿軍を率ゐてラーマの悪魔退治に従軍することを約束した。 猿軍の忠勇無比の将軍ハヌマンは森を渡り空を飛び、遂にシータの監禁されてゐる場所を突き止め、見張りの羅刹女たちの目を盗んでシータのもとに達し、間もなく助けが来るであらうとラーマから託された証拠の指輪を手渡した。 指輪には懐かしいラーマの名前が刻まれており、シータにとっても見覚へのあるものであった。